実はどっちのバンドも単独で行くにはうーんという感じだけど両方見れるならお得じゃね、くらいのノリで行く事にした。行くと決めたのは3日前くらいなんだけど、まだチケット全席買えて、どうも大量に余ってるらしい。未だにプロモーターHPに販売状況が載ってるけど、印象悪いんで消した方がいいのでは。
1/25(水)横浜アリーナ (追加公演)
VIP:32000 当日33000
S席:16000 当日17000
A席:13000 当日発売なし
こういう時は当日会場で良い席への振替とかが起こるので、一番安いA席を選択。直前だったためか座席は割り当てられず「当日引換券」を発券した。
当日は会社を早引けして一旦帰宅し、着替えて横アリへ。歩いていける距離なのでいろいろ楽。
30分前くらいに行ったら結構な行列が出来ていたがほとんど当日券列で、かなり前の方で引き換ることが出来た。A席なので当然2階席だがなんと最前列だった。
会場に入ると思った以上に売れてないのがすぐわかる。2階席のステージに近い方は角度がキツいから客入れしないのはいいとして、後列半分がほぼ黒幕で覆われている。
たぶん本来のA席購入者は1階席に回され、当日S席がアリーナ後方くらいの配置ではないのか。というくらい埋まっていない。
BABYMETALとガンズの客層は区別がつくか
早く来すぎて暇なのでメシ食ってそれでも暇なので会場周辺をうろつきながらファン層を観察。ガンズはまあおっさんばっかだろうが、ベビメタはもう少し若くてコスプレ姉ちゃんとかいるのかなと思ったらおっさんしかいねえよ
自分を含め、見渡す限り40〜50代と思しき男、男、男。印象的には9割男。Tシャツ着てないとファッション的にも区別がつかない。意外にもベビメタとガンズのファン層は見た目一緒だった。
さらに開演近くなると、男子トイレは大行列、女子トイレガラガラ。喫煙所大渋滞。始まる前から楽しくて仕方がない。こんな男臭いライブ来た事ないよ。
納得のBABYMETAL
一応ライブレポートなのでライブの感想も。最前列なので後ろの会話がよく聞こえるが、合わせ技で見に来ましたみたいな客は他にいない模様。当然ガンズ客が大半なので、リラックスムードでベビーメタルが始まる。BABYMETAL DEATH
ド・キ・ド・キ☆モーニング
Catch Me If You Can
メギツネ
KARATE
ギミチョコ!!
6曲30分。まあ十分でしょう。あえて言えばあと1,2曲、ヘドバンギャーがあればもっと良かったが前座なので少し物足りないくらいで丁度いい。
神バンドは案の定ムチャクチャ上手く、SU-METALの声もよく通る。ただシャウトやファルセットとかの飛び道具を持っていないのでやや単調になりやすく、ダンサーYUIとMOAの合いの手(コーラス)が思ったより重要だと感じた。
演奏以外ではゴスチックな衣装はまあいいとして、バンドの顔ペイントとかネズミ男みたいな衣装とかなくていいんじゃないのという印象は変わらず。曲以外で日本語を一切喋らないとか、幼稚な設定や演出にこだわりすぎだが、パフォーマンス内容にはガンズ客も納得の模様。
圧巻のGuns N' Roses
過去に3時間押しとか悪行三昧のため、ファンも出てくるまで信じていない様子。なぜかSEは延々とクイーンがループし、そろそろまずいんじゃないのと思い始めたころ無事スタート。前座に比べステージの広さが縦に横に倍になり、音量もケタ違いに大きくなる。一番心配していたアクセル・ローズの容姿は予想以上に酷く、渡辺直美かよと椅子から落ちそうになったが、経験的に15分もすれば慣れるので問題ない。
声は思った以上というか、驚くほど出る。あの体型で動き回り叫びまくり、大御所感がハンパない。
さらに圧巻なのがスラッシュで、ギターソロになった途端会場の空気を全部持っていく凄まじい空間支配力。その場で付けたあだ名が
ギターの上手いジミー・ペイジ
ただ顔が半端なくでかいので、ルックス的には全盛期のノッポさんのほうが上かな。
同期演奏だったのがやや意外だったが今どきは普通だし、プログラム通りに進行するため変なダレ場もなく、それでいてバンドのグルーブはきっちり出す。安定感はあるがこなしている感は皆無。やっぱガンズは別格なんだなあと再認識。
カバー曲もLive And Let Die(Wings)、Wish Your Were Here(Pink Floyd)、Knockin' on Heaven's Door(Dylan)とアクの強い曲をオリジナルのように聴かせる。初めて聞いたChinese Democracyのメロディも素晴らしく、コンサート後にすぐ買ってしまった。普通そういうのは見る前に聞いとけよ。
2020/02/07
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#ライブ観戦記