ドラロク - drums and rock -

ドアーズの場合、飛び道具のリミックスを40周年で使っちゃったので、今回の目玉はモノミックスらしい。67年の米国って、まあモノラルもあったにしろ主流じゃない気がするけど、脈略ないのがドアーズ商法。

しかし宣伝文が凄い。

以下発売元のワーナーから引用

『長年に渡って失われていたと思われていたが、最近発見されたというオリジナル・マスターテープからの音源を採用。過去にリリースされていた2008年版は第3世代のテープからの音源でした。』

比較的淡々というか、業務連絡みたいなのに対し、hmvの販売告知ページによると

『長きに亘り失われていたと思われていたオリジナル・マスター・テープが、最近奇跡的に発見され、そのオリジナル・テープの音源を採用したものなのだ。過去にリリースされていた2008年版の同ライヴ・アルバムは、第三世代のテープからの音源を使用しており、この50周年デラックス・エディションで聴けるライヴ音源は、以前の作品とは比べ物にならないほどのサウンド・クオリティを誇っているのだ。 』

なんか凄いものな気がして、買わなきゃと思ってしまう。いつの間にか音質向上が保証されてるし。ワーナーは音質には一言も触れてないんですけどね。

リマスターの方が音がいいと思うのって、案外こういう思い込み要素があるんだろうな。

しかしオリジナルマスターって、都合よく発見されるものですな。